歯のトラブルを解消するために知っておきたい歯の基礎知識

    

虫歯歯がどのような成分で構成されているのかご存じでしょうか。口内、特に歯には色々なトラブルや悩みを抱えている人が多いことでしょう。それらの悩みを解消するには、歯の仕組みを理解しておかなければいけません。

それによって、トラブルケアをさらに効果的に行うことができます。



歯の構成成分とは

私たちの体は、さまざまな成分がバランス良く構成されることでできています。では歯はどのような成分でできてきるのでしょうか。

歯の主成分はハイドロキシアパタイトと呼ばれる成分です。このハイドロキシアパタイトは、カルシウムとリン酸で合成された成分。歯の表面を覆うエナメル質の大部分、そして象牙質の実に約7割がこのハイドロキシアパタイトでできています。

その他にもカルシウムやマグネシムなどのミネラル群が密接にかかわっています。歯の成長、また丈夫な歯にするためにカルシウムなどのミネラル群を摂取した方がいいと言われるのはそのためです。

日本人はほとんどすべての世代で慢性的にカルシウムが不足している民族だと言われています。丈夫な歯を保つために、また女性の更年期以降の骨粗しょう症予防や、子供の成長、イライラの改善などたくさんの健康効果をもつカルシウムを積極的に摂りましょう。

乳製品に多く含まれますが、日本人の食生活ではカルシウムサプリメントが確実です。



気になる歯の仕組みとは

さまざまな歯のトラブルがあるたびに疑問に思うこと。それは歯の仕組みについてです。歯はどのような仕組みでできており、そしてどうなることでトラブルが起きてしまうのでしょうか。

歯はいくつかの層によって構成されています。それらの層は独自の役割と働き、そして性質を持って歯を作っています。

歯は歯茎から上、肉眼で見て確認できる部分を「歯冠部」といい、肉眼では確認できず歯茎に埋まっている部分を「歯根部」といいます。

歯の構造

一番下の層、歯髄

歯髄(しずい)とは歯の一番奥の部分であり、痛みを感じる場所でもあります。歯髄は、歯冠部から歯根部まで伸びており、伸びたその先は血管や神経につながっています。

冷たいものを飲むとしみるなどという知覚過敏は、この部分が過敏になることによって起こる症状。歯への栄養を作りだす働きも持っています。

クリニックで「神経を抜く」などと言われて処置されることがありますが、その場合はこの歯髄部分を取り除くことになります。

中間層象牙質

歯髄の上には象牙質と呼ばれる層があります。柔らかく、虫歯になりやすい層です。口内には再石灰化と呼ばれる唾液による再生メカニズムが備わっていますが、象牙質を傷つけられてしまうと治癒することはなかなか難しいと言われています。

一番表面層エナメル質

歯の一番上にある表面の層がエナメル層と呼ばれるものです。エナメル層が一番硬い組織であると言われています。エナメル質は歯茎の上に出ている歯冠部の表面部分のことであり、歯茎の下にもぐっている歯根部の表面部分はセメント質を呼んでいます。

エナメル層は大変硬いのですが、このセメント質はとても柔らかく、歯茎が衰退するとむき出しになるため、トラブルが起きやすい場所です。



歯の黄ばみが起こるのはどの層なのか

歯はいくつかの層で構成されており、硬さや性質、役目などさまざまな違いを持っています。気になる歯の黄ばみですが、この黄ばみは歯のどの層で起こるのか、それは一番表面のエナメル層と象牙層です。
間違ったケアによってエナメル質に傷が付くと、その傷やデコボコに汚れや着色料が入りこみ、歯の表面に落ちない汚れがこびりついてしまいます。そして酸の強い食事や炭酸飲料、またはベリー類など、エナメル質を溶かしてしまう飲食物によってエナメル質が溶かされ、その下層部にある象牙層が現れ、黄ばんで見えます。

これが、歯が黄ばんで見える仕組みです。

ホワイトニング剤が効果を発揮するのはエナメル質部分で、このエナメル質に着色されてしまった汚れを吸着し、そして浮かせきれいに落としてくれます。

研磨剤入りの歯磨きは、この表面の層であるエナメル質を削り取るように磨き、それによって白くなったように見せることが目的です。そのため歯を傷つけてしまったり、エナメル質を必要以上に薄く削ってしまう危険性があるのです。

ケアの際は、研磨剤不使用のホワイトニング剤を選びましょう。研磨剤不使用のホワイトニング剤は、無理な力を加えることなく、有効成分によりスルっと落とすことができるアイテムです。



まとめ

歯はいくつもの層に分かれており、歯全体を支える歯茎、歯肉部分を含まれると7つもの部位によって構成されています。そのため、どこかにトラブルが生じると、歯全体に悪影響が及んでしまうことも。

歯がどのような成分によって構成されているのか、またどのような仕組みになっているのかを知ることで、歯の健康を維持することができると考えます。そのため、歯の性質の十分な理解が必要です。

気になる症状のひとつ、歯の黄ばみはエナメル質部分で起こり、エナメル質が劣化したり傷ついたりすることで症状が悪化します。そのため、ホワイトニング剤を使い、汚れを浮かせ落すことが重要になります。

汚れを浮かせてするりと落とすためには、その効果のある成分を豊富に配合しているホワイトニング剤を選ぶことが大切です。

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